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Natural Flow

目指したいのは、こころと体が喜ぶsimple&naturalな暮らし。ヨガや、それにまつわる日々のことを、ポツポツとつぶやいてます。松戸を中心に、アーサナ自体を瞑想的に行うスタイルでヨガクラスを開催中。赤ちゃん連れOKの子連れヨガもあります☆

今様花伝書の5月の花 

名古屋から突然、父が泊まりに来た。
こちら(東京)での出張があるから、と。

最近血圧が高いと言うので、
どくだみに高血圧を抑える効果があるのよー、
と、そのお茶を飲ませる。

すると、
「どくだみってのは日陰に密集して咲いているときには
それほど気にとめないけど、一、二輪を摘取って生けると、
なんともいいんだよなぁ~。」なんてことを言う。
それを聞いた旦那さまが持ち出したのが、
川瀬敏郎氏の「今様花伝書」という本。
ひと月ひと花、花の生け方を道具の使い方や、
器についての話とともに伝える一冊。

imayoukaden.jpg

その中で紹介されている「5月の花」がどくだみ。

『どくだみの花をみると、カソリックの尼僧を思い出します。花弁にみえる四枚の白い包葉は修道女の白襟のようだし、葉のかたちもハート(キリストの心臓)ですから。一見清楚な花ですが、けっしてはかなげではありません。むしろどくだみが日蔭にむらがりさく光景はまがまがしく、葉かげに蛇でもひそんでいるようです。
カソリックの尼僧にたとえておいて、どくだみには毒気がある、なんていうと叱られそうですが、原罪の意識を強くもつゆえに神への一途な進行に生きる修道女と、罪な匂いをただよわせながら清楚な花をさかせるどくだみとは、私には似たもの同士に思えるのです。』


バラや芍薬はそれなりにきれいだけど表の顔しかない。
たたずまいは清楚でもそのうちに秘めた毒を持つ、
そんな花がどくだみ、ね。

川瀬敏郎さんは大好きな花人です。
白州正子さんに可愛がられた方らしい、よく利く目を持っている。
なんて言うと生意気かな。

奇抜というわけじゃないのに斬新で、凛とした花を生ける。
植物そのものの美しさを引き出すため、
余分なものはそぎ落として、
きらりと光る一筋だけを残すような繊細さがある。
どちらかというと足していく洋の美ではなく、
こんな引き算の美しさに惹かれます。

と、今更言っても言い訳に聞こえます?
私が、便秘とか血圧とか言っているときに
父といい、旦那さまといい、川瀬氏といい、
男衆がよってたかって「美」に見とれてるってなんか悔しくて。
私の感性だって口に入れることばかりに向いてる訳じゃないのよんっ。笑

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Posted on 2009/05/21 Thu. 16:40 [edit]

category: アート・イベント

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コメント

 

ai-aiさん、こんばんは。

川瀬敏郎さん。素敵ですよね。
ずいぶん前に、NHKの番組に出ていらして、その、凜とした佇まいに心奪われたことを思い出しました。
空間を、空気を変えてしまう力を持った人。美を見出す力のずば抜けた人。とにかく、格好いいです。
やっぱり、そこには男の美学があるんですよね。
女の持ってる知恵なんて、現実的でロマンがないのかも。。。
でもね。おばあちゃんの知恵袋は男の美学をも内包するのだー!
と言いたいです。女の私としては...。

しかし、ドクダミと聞いて生け花の話が出来るなんて。クールな男性陣ですな~。

URL | mineral #oHqNWJVI | 2009/05/21 20:01 | edit

 

mineralさん

うわんっ!川瀬さんをご存知で嬉しいです☆
空間の質を操るんですよねー。
片隅にそれをしつらえるだけで、部屋全体の空気を変えちゃう!!
憧れますね~。

でもね、そうなんですよねー。
どこか最後で女性は現実を手放せない(笑)
でも、だからこそ毎日ちゃんとご飯が食卓に並ぶのだよ!
と、いうことを評価してもらわねばですね~。

URL | ai-ai #DiU9dFfk | 2009/05/22 19:45 | edit

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