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Natural Flow

目指したいのは、こころと体が喜ぶsimple&naturalな暮らし。ヨガや、それにまつわる日々のことを、ポツポツとつぶやいてます。松戸を中心に、アーサナ自体を瞑想的に行うスタイルでヨガクラスを開催中。赤ちゃん連れOKの子連れヨガもあります☆

ヨーガ療法の手法とは 

さて、昨日の続きです。
ヨーガ療法の手法とは。

伝統的ヨーガでは、私達人間は5つの層(鞘)に分かれていると考えられています。
微細なものから粗雑なものまでの5つの鞘があり、これを「人間五蔵説」といいます。
東洋医学では陰陽五行説があるように、ヨーガ療法では人間五蔵説がある!
。。。というのは、ちょっと雑な表現ですが(苦笑)
各鞘は互いに影響し合っています。
どの鞘にどんな乱れがあるのか、ということに注目してまずはアセスメント(見立て)。
この時に、五蔵説という立場で「ヨーガ・スートラ」や「バガバット・ギーター」の智慧を照らし合わせたりしながらみていきます。

もちろん、五蔵説やヨーガの教典について知らなくても、ヨーガ療法は実践できますよ。
必要であれば、それらのエッセンスをわかりやすくお伝えするのも療法士の役割。
ただ、肉体だけが自分ではないということを理解していると、はじめやすいかもしれません。
肉体とは、5つの鞘のうち、いちばん粗雑とされるものです。

ヨーガの世界では、ほんとうの自分って何だろう?というのは、大きなテーマ。
古いブログで、こんなインド童話を紹介していました。
鬼が出てくる、ちょっと怖いお話。。。笑
http://aiainf.blog94.fc2.com/blog-entry-276.html

ヨーガ療法では病気は、
「精妙な鞘に生じた不調和が、一番粗雑な鞘である肉体に現れ出てきたもの」
だととらえています。
ここに全ての心身相関疾患と身体機能の退行に関連する病気、
つまり現代医学における「心身症」といわれる病気が含まれてきます。

心身症は、自律神経系、ホルモン系、免疫系など身体維持機能が深く関わっています。
これらの機能は、ストレスの影響を受けやすいもの。
ヨーガ療法では、このようなストレス状態に対して特に有効であると言われていて、
心身症の患者さんに対して効果が期待されています。

でも、あくまでも患者さん自身の力や気づきによって、各鞘は整っていくもの。
だから、ヨーガ療法士は気づきを促すサポートをしていく立場なのだと思います。

アーサナや呼吸法を使って、早くなってしまった心の動きを鎮め、自分自身と向き合いやすくしたり。
カウンセリングや瞑想によって、自分の感情や思考の元になっている認知の誤りや偏りを探索していく行為。
そんなことをしながら、アセスメントに対して、相応しい方法を見つけ出し、薬を処方するかのように指導する。
今の段階では、ヨーガ療法の手法とは概ねこのような内容のはず、です(多分(苦笑))。
ヨーガの歴史は古くても、ヨーガ療法はまだ新しい試みなので、この先変化をする可能性はあるかもしれません。

どうですか?
ちょっと意外だと思われた方もいるしれませんね。
そうなんです。ヨーガ療法ではポーズが疾患を治すわけじゃないんです。
「便秘には、腰痛には、肝臓の働きを高めるのは、・・・etc このポーズ!」
と、決まっているならシンプルなのですけど、残念ながらそうではないのです。
病院での診断名はおなじでも、行うことはひとりひとり違うもの。
でも、だからこそ、複雑な症状でも、また現代医学が苦手とするようなことでも、手が届く可能性があるのかもせれません。

ん〜、書きながらも非常に難しいことだなぁと、改めて感じます。
でも、ヨーガ療法は疾患を抱えた人だけのものではありません。
それにヨーガの世界においては、5つの鞘全てに微塵も問題が無いなら、それはもう「解脱」の領域!笑
この世ですべきことは無いぐらいの「悟り」の存在ですからね。
私にも、あなたにも、この世界で生きている全ての人に、何らかの有効性があるはずのものです。

ヨーガ療法士として活動するには、理解も技術も経験も十分ではないけれど、
学んだことは、私の血となり肉となって普段のクラスにも活かされるはず!
少しでも、還元できるように。
そしてゆっくりでも学びの足を止めないように。
これから精進していきます!

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Posted on 2014/07/29 Tue. 18:30 [edit]

category: ヨガ&瞑想

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ヨーガ療法とは 

日本ヨーガ療法学会に出席するため、岐阜に行ってきました。
といっても、それから3週間以上も経ってしまいましたが。。。笑

Evernote Camera Roll 20140728 173302

先日、4年強かかったYTICが修了した報告をしましたが、
この学会でのポスター発表(症例報告)が、認定ヨーガ療法士になるための最後の課題です。
この発表は今年卒業する私のような人から、すでにヨーガ療法士として活躍している人が行うもの。
鬱病やひきこもり、ガンやリウマチ患者さんに対するものなど、興味深い発表が多数ありました。

さて、そんなヨーガ療法ですが。
ヨーガという言葉は、いまでは知らない人はいないと思うけど、
「ヨーガ療法って何?」て思われる方が多いですよね。

インドで発祥したヨーガは、5000年の歴史を持つとされています。
ヨーガ療法は、ヨーガ行者たちの長寿や強靭さに注目した医師たちが、この伝統的ヨーガの技法を科学的に調査・研究し、構築されてきたもの。
伝統的ヨーガの医学的検証は現在でも進められていて、効果が実証されつつあります。

インドにおいては「自然療法とヨーガ学」を標榜する医科大学をはじめ、
「ヨーガ学科」を有する30校を超える大学が存在するとか。
そう、ヨーガってスポーツの一つではなく、立派に学問のひとつなんですね。

そんななかのひとつの、スワミ・ヴィヴェーカナンダ研究財団の教育部門は、
バンガロール市郊外に西洋医も常駐するヨーガ治療施設を持っています。
ここでは年間1万人を超える心身症患者たちにヨーガ療法を指導しています。

日本では木村慧心先生が、同研究財団のヨーガ療法教育の指導を任され、
全国各地でヨーガ・セラピスト(ヨーガ療法士)や、日本ヨーガ療法学会認定のヨーガ・セラピスト(ヨーガ療法士)育成のために尽力されています。

そんなわけで、私も日本で生活しながら学ばせていただけたのです。
惜しみなく智慧をそそいでくださる慧心先生に、本当に感謝しております。

ヨーガ療法は、肉体と精神の健康はもちろん、社会的調和や自己存在価値観をも高め、ホリスティック(全体的)な健やかさを目指すものとして、近年、統合医療や代替医療の分野でも大変注目されているのですよ。

最大の魅力は、基本的には「自分(患者さん)の身ひとつでできる」こと。
道具も、薬も使わないから、原価がかからない(笑)
医療費が問題となっている日本社会としては、放っておく手はないですよね。

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Posted on 2014/07/28 Mon. 17:44 [edit]

category: ヨガ&瞑想

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